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余裕

  • 2018年9月12日
  • 読了時間: 1分

すっかり秋らしい気候になった。

最近クラリネットを始めた。

東ヨーロッパ、ドイツやハンガリーでは

今もサクソフォンとクラリネットを通常に持ち替えたりすることがあるのだが

だからといって決してどちらかのクオリティが下がるということはなく

むしろブダペストサクソフォンカルテットなどは

他に類を見ない素晴らしいサウンドとアンサンブルを聴かせてくれる。

西欧ではどうなのだろう?

現時点、個人的には、西欧ではサクソフォン独自の音色を追求し

結果として今の素晴らしき西欧サクソフォンのサウンドが完成していると思う。

東欧では、うーん、きっと昔気質の地域なのだろうか

良く言えば伝統あるサウンドに溶け込めるようなサクソフォンの音色が演奏されている。

正直に言って、自分の音色はそちら寄りだと思う。

だからと言って、劣等感も特別意識もない。ただそれだけということ。

どちらも本当に大好きで、きっとサックス以外の楽器にも東西の違いはあって

それをどちらが正しいとかどちらか至上主義ではなく

あのときはこれがいいよね、などと言える余裕があると良いなと思う。

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